山形県には、豊かな自然を楽しめる無料キャンプ場がたくさんあります。費用を抑えながら、大自然の中でキャンプを楽しみたい方におすすめです。今回は、山形県内にある無料キャンプ場の中から、特におすすめの7か所をご紹介します。
山形県の無料キャンプ場は、自然豊かな環境で心地よい時間を過ごせるだけでなく、家計にも優しいのが魅力です。キャンプ初心者の方や、気軽に自然を楽しみたい方にぴったりです。また、家族連れやグループでの利用も多く、思い出作りにも最適です。
それでは、山形県の無料キャンプ場7選をご紹介していきましょう。
山形県の無料キャンプ場7選
① 古竜湖キャンプ場（山形市）
古竜湖キャンプ場は、山形市の蔵王山麓にある無料キャンプ場です。標高490mの自然豊かな西蔵王に位置し、日本でもレベルの高い無料キャンプ場として知られています。
このキャンプ場の最大の魅力は、なんといっても目の前に広がる古竜湖の絶景です。湖畔でのキャンプは、水辺の自然を存分に楽しめる贅沢な体験となるでしょう。また、周囲を山々に囲まれた立地は、都会の喧騒から離れてゆったりと過ごすのにぴったりです。
施設面でも充実しており、テントサイトは約30張りを収容可能です。さらに驚くべきことに、バンガローも無料で利用できます。これは全国的にも珍しい特徴で、テント泊に不安がある方や、より快適な宿泊を望む方にとって嬉しいポイントです。
キャンプ場内には管理棟、炊事棟、トイレ、ファイヤーサークルなどの基本的な設備が整っています。また、管理人が常駐しているので、初心者の方も安心して利用できます。
利用期間は7月中旬から9月上旬までと限られていますが、その分、夏のキャンプシーズンを存分に楽しめます。予約は必要ですが、WEBサイト「VISIT YAMAGATA」から簡単に行えます。
古竜湖キャンプ場は、自然の中でのんびりと過ごしたい方や、湖畔でのキャンプを楽しみたい方におすすめです。無料とは思えないほどの充実した環境で、素敵な思い出を作ることができるでしょう。
② 西蔵王公園キャンプ場（山形市）
西蔵王公園キャンプ場は、山形市の西蔵王高原にある無料キャンプ場です。広大な自然環境に恵まれ、山形市街地から車でわずか20分という便利な立地にあります。
このキャンプ場の特徴は、豊かな自然と充実した施設の両方を楽しめる点です。キャンプ場内には25のテントサイトがあり、各サイトにはレンガ造りのかまどが設置されています。また、炊事場や水洗トイレなどの基本的な設備も整っており、快適にキャンプを楽しむことができます。
西蔵王公園キャンプ場の魅力は、キャンプだけにとどまりません。公園内には様々な施設があり、多彩なアクティビティを楽しむことができます。例えば、「森の遊び場」には大型のローラースライダーやターザンロープなどのユニークな遊具が点在しており、子供たちが思う存分遊べます。
また、「自由広場」ではボール遊びなどができ、「日本の花園」では四季の草花を楽しむことができます。さらに、「展望広場」からは山形市街の美しい夜景を一望できるなど、様々な楽しみ方ができるのが特徴です。
利用期間は4月下旬から11月下旬までと長く、春から秋まで幅広い季節でキャンプを楽しめます。予約は必要ですが、電話やインターネットで簡単に行えます。
西蔵王公園キャンプ場は、自然の中でのキャンプと、様々なアクティビティの両方を楽しみたい方におすすめです。特に家族連れの方には、子供が飽きずに楽しめる環境が整っているので、理想的なキャンプ場と言えるでしょう。
③ 山形県民の森（東村山郡山辺町）
山形県民の森は、東村山郡山辺町にある無料キャンプ場です。豊かな森林に囲まれた自然豊かな環境で、森林浴を楽しみながらキャンプができる魅力的なスポットです。
このキャンプ場の特徴は、広大な敷地内に約38張りのテントサイトがあることです。サイトは芝生で覆われており、快適にテントを設営できます。また、炊事場やかまど、水洗トイレ、ファイヤーサークルなどの基本的な設備も整っており、快適にキャンプを楽しむことができます。
山形県民の森の魅力は、豊かな自然環境を活かしたアクティビティが楽しめる点です。森林学習展示館では、森林や自然に関する展示を見学できるほか、森林セラピーロードを歩いて森林浴を楽しむこともできます。また、季節によっては、きのこ狩りや山菜採りなどの自然体験も可能です。
利用期間は7月1日から9月30日までと、夏季に限定されています。この時期は緑が生い茂り、森林の魅力を最大限に感じられる季節です。予約は必要で、森林学習展示館で申し込みを行います。
山形県民の森は、森林浴や自然体験を楽しみながらキャンプをしたい方におすすめです。特に、都会の喧騒から離れて、ゆっくりと自然の中で過ごしたい方には最適なキャンプ場と言えるでしょう。
④ 釈迦堂河畔広場（山形市）
釈迦堂河畔広場は、山形市にある無料のキャンプスポットです。馬見ヶ崎川沿いに位置し、川のせせらぎを聞きながらキャンプを楽しめる魅力的な場所です。
このキャンプ場の特徴は、河川公園内にあるという点です。サイトは芝生のフリーサイトになっており、好きな場所にテントを設営できます。また、炊事場や簡易水洗トイレ、炭捨て場などの基本的な設備も整っています。
釈迦堂河畔広場の魅力は、川遊びや釣りなどの水辺のアクティビティが楽しめる点です。夏場は浅瀬で川遊びができるので、子供連れの家族にも人気があります。また、春には堤防沿いに桜が咲き誇り、「馬見ケ崎さくらライン」として知られる美しい景色を楽しむこともできます。
さらに、毎年9月には芋煮会が行われるなど、地域の文化や季節の行事を体験できるのも魅力の一つです。
利用期間は通年で、予約は不要です。ただし、河川道路の通行時間が午前5時から午後8時までと制限されているので、注意が必要です。
釈迦堂河畔広場は、川遊びや釣りを楽しみながらキャンプをしたい方におすすめです。特に、家族連れや友人グループでの利用に適しており、水辺の自然を満喫できるキャンプ場と言えるでしょう。
⑤ 大井沢キャンプ場（西川町）
大井沢キャンプ場は、西川町の朝日連峰の麓にある無料キャンプ場です。寒河江川が横を流れる自然豊かな環境で、釣りやキャンプを楽しめる魅力的なスポットです。
このキャンプ場の特徴は、道路からすぐ近くにあるアクセスの良さです。サイトは約60名を収容可能で、テント設営がしやすい環境が整っています。また、トイレやジュース自販機などの基本的な設備も徒歩2分ほどの場所にある大井沢伝承館内に整っています。
大井沢キャンプ場の魅力は、豊かな自然環境を活かしたアクティビティが楽しめる点です。特に、寒河江川での釣りが人気で、マス釣りを楽しむ人も多く見られます。ただし、釣りをする際には遊魚券が必要なので注意が必要です。
また、周辺には朝日連峰の美しい山々が広がっており、トレッキングや山歩きを楽しむこともできます。四季折々の自然の変化を楽しめるのも、このキャンプ場の魅力の一つです。
利用期間は6月1日から10月31日までで、予約が必要です。利用の際は、代表者氏名、人数、利用日を西川町役場大井沢支所に連絡する必要があります。
大井沢キャンプ場は、釣りや山歩きを楽しみながらキャンプをしたい方におすすめです。特に、自然の中でゆっくりと過ごしたい方や、アウトドアアクティビティを楽しみたい方に適したキャンプ場と言えるでしょう。
⑥ 月山弓張平キャンプ場（西川町）
月山弓張平キャンプ場は、西川町の月山山麓にある無料キャンプ場です。標高の高い場所にあり、夏でも涼しく過ごせる人気のスポットです。
このキャンプ場の特徴は、自然環境を極力生かした空間づくりがされている点です。キャンプ場内にはフリーサイトやオートサイトがあり、好みに合わせてキャンプスタイルを選べます。また、コテージも完備されており、テント泊が苦手な方でも快適に過ごすことができます。
月山弓張平キャンプ場の魅力は、周辺の充実した施設にあります。近くには野球場や陸上競技場、テニスコートなどのスポーツ施設があり、キャンプだけでなく様々なアクティビティを楽しむことができます。また、キャンプ場内には管理人が24時間常駐しているので、安心して利用できます。
さらに、このキャンプ場の特筆すべき点は、温泉施設が利用できることです。キャンプの後に温泉に浸かれるのは、非常に贅沢な体験と言えるでしょう。
利用期間は6月から10月までで、予約が必要です。予約は電話で行うことができます。
月山弓張平キャンプ場は、涼しい環境でキャンプを楽しみたい方や、キャンプとスポーツを両立させたい方におすすめです。特に、夏場の避暑地としても人気があり、快適な環境でキャンプを楽しめる場所と言えるでしょう。
⑦ 羽黒山キャンプ場（鶴岡市）
羽黒山キャンプ場は、鶴岡市の羽黒山にある無料キャンプ場です。標高300mの高原の林間地に位置し、緑豊かな環境でキャンプを楽しめる魅力的なスポットです。
このキャンプ場の特徴は、広々とした敷地内に様々なタイプのサイトが用意されている点です。ロッジ型テント、オートサイト、フリーテントサイトなど、好みや利用スタイルに合わせて選ぶことができます。また、各サイトには電源付きのものもあり、快適にキャンプを楽しむことができます。
羽黒山キャンプ場の魅力は、周辺の観光スポットとの連携にあります。羽黒山は出羽三山の一つとして知られる霊山で、有名な五重塔や石段など、歴史的な見どころが多くあります。キャンプの合間に、これらの観光スポットを巡ることができます。キャンプの後に温泉に浸かれるのは、非常に贅沢な体験と言えるでしょう。
利用期間は4月下旬から11月上旬までで、予約が必要です。予約は電話で行うことができます。
月山弓張平キャンプ場は、涼しい環境でキャンプを楽しみたい方や、キャンプとスポーツを両立させたい方におすすめです。特に、夏場の避暑地としても人気があり、快適な環境でキャンプを楽しめる場所と言えるでしょう。
⑦ 羽黒山キャンプ場（鶴岡市）
羽黒山キャンプ場は、鶴岡市の羽黒山にある無料キャンプ場です。標高300mの高原の林間地に位置し、緑豊かな環境でキャンプを楽しめる魅力的なスポットです。
このキャンプ場の特徴は、広々とした敷地内に様々なタイプのサイトが用意されている点です。ロッジ型テント、オートサイト、フリーテントサイトなど、好みや利用スタイルに合わせて選ぶことができます。また、各サイトには電源付きのものもあり、快適にキャンプを楽しむことができます。
羽黒山キャンプ場の魅力は、周辺の観光スポットとの連携にあります。羽黒山は出羽三山の一つとして知られる霊山で、有名な五重塔や石段など、歴史的な見どころが多くあります。キャンプの合間に、これらの観光スポットを巡ることで、自然と歴史の両方を楽しむことができます。
また、キャンプ場内には水遊び場や芝生広場があり、子供連れの家族にも人気です。小川には小さな魚が泳いでおり、水遊びを楽しむこともできます。昆虫採集やキャッチボール、バドミントンなど、様々なアクティビティを楽しむことができるのも魅力の一つです。
さらに、隣接するホテルの温泉大浴場や朝食ビュッフェを利用できるのも特徴です。キャンプの後に温泉に浸かり、疲れを癒すことができます。また、コインランドリーや温水シャワーなどの設備も充実しており、快適に過ごすことができます。
利用期間は4月下旬から10月下旬までで、予約が必要です。予約は電話やインターネットで行うことができます。
羽黒山キャンプ場は、自然と歴史を同時に楽しみたい方や、家族連れでのキャンプを楽しみたい方におすすめです。充実した設備と周辺の観光スポットを活かして、思い出に残る素敵なキャンプ体験ができるでしょう。
無料キャンプ場を利用する際の注意点
予約の必要性
山形県の無料キャンプ場を利用する際は、多くの場合予約が必要です。特に人気のキャンプ場や繁忙期は早めに予約を入れることをおすすめします。予約方法は電話やインターネットなど、キャンプ場によって異なりますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
設備の確認
無料キャンプ場は、有料のキャンプ場に比べて設備が限られている場合があります。トイレや炊事場、シャワーなどの基本的な設備の有無や状態を事前に確認しておくことが大切です。また、電源の有無や水の供給状況なども確認しておくと、快適なキャンプ生活を送ることができます。
ゴミの持ち帰り
多くの無料キャンプ場では、ゴミの持ち帰りが原則となっています。環境保護の観点からも、自分たちが出したゴミは責任を持って持ち帰るようにしましょう。ゴミ袋を多めに用意し、分別を心がけることで、スムーズにゴミの処理ができます。
火の取り扱い
キャンプでは火の使用が不可欠ですが、その取り扱いには十分な注意が必要です。多くのキャンプ場では、指定された場所以外での火の使用が禁止されています。また、火災の危険性が高い時期には、火の使用が全面的に禁止される場合もあります。キャンプ場のルールを守り、安全に火を使用することを心がけましょう。
山形県の無料キャンプ場の魅力
豊かな自然環境
山形県の無料キャンプ場の最大の魅力は、豊かな自然環境です。山々に囲まれた景色、清流のせせらぎ、満天の星空など、都会では味わえない自然の恵みを存分に楽しむことができます。これらの自然環境は、心身のリフレッシュや癒しの効果があり、日常のストレスから解放されるような体験ができます。
季節ごとの楽しみ方
山形県の無料キャンプ場は、季節ごとに異なる魅力があります。春には新緑や山菜採り、夏には川遊びや星空観察、秋には紅葉狩りやキノコ狩り、冬には雪景色や温泉など、四季折々の自然を楽しむことができます。それぞれの季節に合わせたアクティビティを計画することで、より充実したキャンプ体験ができるでしょう。
周辺の観光スポット
山形県の無料キャンプ場の多くは、魅力的な観光スポットの近くに位置しています。例えば、羽黒山キャンプ場なら出羽三山や五重塔、西蔵王公園キャンプ場なら蔵王の観光スポットなど、キャンプの合間に観光を楽しむことができます。これにより、自然体験だけでなく、歴史や文化に触れる機会も得られ、より充実した旅行になるでしょう。
まとめ
山形県の無料キャンプ場は、豊かな自然環境と充実した設備を兼ね備えた魅力的なスポットです。費用を抑えながらも、質の高いキャンプ体験ができる点が大きな魅力です。ただし、予約の必要性や設備の確認、ゴミの持ち帰りなど、いくつかの注意点もあります。これらに気をつけながら、山形県の美しい自然を存分に楽しんでください。季節ごとの楽しみ方や周辺の観光スポットも活用すれば、より思い出に残る素晴らしい旅になるでしょう。
