キッチンの換気扇/レンジフードの掃除方法!外し方から洗い方まで!

換気扇やレンジフードの大掃除、していますか?実は換気扇もシステムキッチンのレンジフードも自分で簡単に分解掃除ができるんです!油ぎっとりのフィルターもつけおき洗いで短時間できれいに!換気扇とレンジフードの違いと外し方、洗い方を実践してご紹介します!

換気扇とレンジフードの違い

キッチンの換気設備と言えば、換気扇とレンジフードが一般的です。でも、この2つの違いをご存知ですか?実は、見た目だけでなく構造にも大きな違いがあるんです。

換気扇とは

換気扇は、プロペラ型のファンを使用しています。壁に直接取り付けられ、室内の空気を直接外に排出します。シンプルな構造で、取り付けも簡単です。でも、外気の影響を受けやすく、風の強い日は排気力が落ちることがあります。

レンジフードとは

一方、レンジフードは「シロッコファン」と呼ばれる筒状のファンを使用しています。ダクトを通して排気するため、設置場所の自由度が高いのが特徴です。見た目もスタイリッシュで、最近の住宅では主流になっています。

どちらを選ぶべき?

選び方のポイントは、キッチンの構造と好みです。壁に穴を開けられる場合は換気扇、そうでない場合はレンジフードが適しています。また、デザイン性を重視するならレンジフードがおすすめです。音の静かさも重要なポイントです。レンジフードの方が一般的に静音性に優れています。

換気扇・レンジフードの掃除準備

さて、いよいよ掃除の準備に入りましょう。効率よく安全に掃除するために、必要なものをしっかり揃えましょう。

必要な道具

まず、用意するものをご紹介します。ゴム手袋は必須です。油汚れから手を守ってくれます。新聞紙やビニールシートも必要です。コンロや床を汚れから守るためです。洗剤は重曹やセスキ炭酸ソーダがおすすめです。これらはアルカリ性で、油汚れを効果的に落とします。

スポンジや歯ブラシも用意しましょう。細かい部分の掃除に役立ちます。バケツやゴミ袋も必要です。部品のつけ置き洗いに使います。最後に、乾いたタオルも忘れずに。水気を拭き取るのに使います。

安全対策

安全に掃除するためのポイントをお伝えします。まず、電源プラグを抜くことを忘れずに。感電の危険を避けるためです。また、脚立を使う場合は、安定した場所に置きましょう。転倒の危険があります。

換気扇やレンジフードの部品は意外と重いものもあります。無理に持ち上げようとせず、二人で作業するのが安全です。また、分解する際は、取り付け方をメモしたり写真を撮ったりしておくと、後で組み立てる時に便利です。

換気扇の分解と掃除方法

換気扇の掃除は、分解から始まります。順番に外していきましょう。

フィルターの外し方

まず、フィルターを外します。多くの場合、手前に引くだけで外れます。でも、機種によってはネジで固定されていることもあります。その場合は、ドライバーを使って慎重に外しましょう。フィルターは油汚れが最も付きやすい部分です。丁寧に扱いましょう。

ファンの取り外し方

次は、ファンを外します。中央にあるネジを外すと、ファンが取り外せます。このネジ、通常とは逆向きに回すことが多いので注意が必要です。ファンは重いので、落とさないように気をつけましょう。取り外したら、新聞紙の上に置きます。

各パーツの洗い方

さて、外したパーツを洗っていきます。基本はつけ置き洗いです。

つけ置き洗いの方法

バケツやシンクにお湯を張り、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かします。そこにフィルターやファンを浸します。20分ほど置いておくと、油汚れが浮いてきます。その後、スポンジで優しくこすり洗いします。

重曹を使った掃除方法

重曹は、安全で効果的な洗剤です。水で溶いてペースト状にし、汚れた部分に塗ります。10分ほど置いてから、スポンジでこすり落とします。頑固な汚れには、重曹とお酢を1:1で混ぜたものを使うと効果的です。

レンジフードの分解と掃除方法

レンジフードの掃除も、換気扇と同じように分解から始めます。ただし、構造が少し複雑なので、注意が必要です。

シロッコファンタイプの掃除

多くのレンジフードは、シロッコファンタイプです。このタイプの掃除方法を見ていきましょう。

シロッコファンの外し方

まず、フィルターを外します。その奥にシロッコファンがあります。中央のネジを外すと、ファンが取り外せます。ファンは意外と重いので、落とさないように注意しましょう。

シロッコファンの洗い方

シロッコファンは、換気扇のファンと同じようにつけ置き洗いをします。ただし、羽根の間に汚れが溜まりやすいので、古い歯ブラシを使うと効果的です。細かい部分まで丁寧に洗いましょう。

プロペラファンタイプの掃除

一部のレンジフードは、プロペラファンタイプです。このタイプも見ていきましょう。

プロペラファンの外し方

プロペラファンは、通常、カバーを外すと見えます。中央のネジを外すと、ファンが取り外せます。カバーの外し方は機種によって異なるので、説明書を確認しましょう。

プロペラファンの洗い方

プロペラファンも、つけ置き洗いが基本です。ただし、モーター部分は水に浸けないよう注意が必要です。汚れがひどい場合は、重曹ペーストを使って洗います。

換気扇・レンジフードの組み立て方

きれいに洗い終わったら、今度は組み立てです。ここで慌てないために、分解時に撮った写真が役立ちます。

パーツの乾燥

まず、すべてのパーツをしっかり乾かします。水気が残っていると、サビの原因になります。特に金属部分は丁寧に拭き取りましょう。日陰で自然乾燥させるのが理想的です。

正しい組み立て順序

組み立ては、基本的に分解の逆順です。でも、一つ間違えると最初からやり直しになるので、慎重に行いましょう。まず、本体にファンを取り付けます。ネジはしっかり締めましょう。次に、フィルターを取り付けます。最後に、カバーを付けて完成です。

組み立て後は、必ず動作確認をしましょう。異音がしないか、振動が大きくないかをチェックします。問題があれば、もう一度分解して確認が必要です。

日常のお手入れ方法

定期的な大掃除も大切ですが、日々のお手入れも重要です。こまめなケアで、大掃除の手間も減らせます。

フィルターの定期清掃

フィルターは、週に1回程度の掃除がおすすめです。台所用洗剤を溶かしたお湯に10分ほどつけ置きし、軽くすすぐだけでOKです。乾いたら元に戻します。この簡単なケアで、フィルターの目詰まりを防げます。

油汚れを防ぐコツ

油汚れを防ぐコツは、使用後のひと拭きです。キッチンペーパーに台所用洗剤を少し付けて拭くだけです。特に、フードの外側は見える部分なので、こまめに拭きましょう。また、調理中は必ず換気扇を回すことも大切です。油煙を吸い込むことで、室内への拡散を防げます。

プロによるクリーニングサービス

自分で掃除するのが難しい場合や、より徹底的にきれいにしたい場合は、プロのクリーニングサービスを利用するのも一つの選択肢です。

業者に依頼するメリット

プロに依頼するメリットは、まず技術力の高さです。日々の経験から、効率的かつ効果的な掃除方法を知っています。また、専用の洗剤や道具を使用するので、自分では落としきれない汚れも綺麗に落とせます。

さらに、分解や組み立ての際の故障リスクも減らせます。プロは機種ごとの特性を熟知しているので、安全に作業を行えます。時間の節約にもなりますし、高所作業の危険も避けられます。

費用の目安

プロのクリーニングサービスの費用は、機種や汚れの程度によって異なります。一般的な目安として、8,000円から15,000円程度です。一見高く感じるかもしれませんが、自分で行う場合の時間や労力、洗剤代なども考慮すると、決して高くはありません。

特に、長年掃除していなかったり、自分では手に負えない汚れがある場合は、プロに依頼する価値は十分にあります。見積もりは無料で行ってくれる業者も多いので、一度問い合わせてみるのもいいでしょう。

まとめ:キレイな換気扇・レンジフードで快適なキッチンライフを

換気扇やレンジフードの掃除は、少し面倒に感じるかもしれません。でも、定期的なお手入れで、キッチンはより清潔で快適な空間になります。油汚れを放置すると、ニオイの原因にもなりますし、火災のリスクも高まります。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ定期的な掃除を心がけてください。キレイな換気扇・レンジフードで、毎日の料理がもっと楽しくなりますよ。

タイトルとURLをコピーしました