ハンターキラー 潜航せよ フル動画無料視聴方法

ハンターキラー 潜航せよの動画配信情報

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ハンターキラー 潜航せよ 作品情報

映画「ハンターキラー　潜航せよ」は2019年の4月12日に劇場公開されている、ドノバン・マーシュ監督によるミリタリーアクションです。ドン・キースとジョージ・ウォレスの共同執筆によって2012年に刊行された、「Firing Point」が映像化されました。アフリカ最大の都市にして危険地帯でもあるヨハネスブルグの実態を暴いた「裏切りの獣たち」で世界に衝撃を与えた、南アフリカ共和国出身でミュージッククリップやドキュメンタリーの製作を手掛けてきた映像作家の長編第2弾です。2016年にロンドンでの主要パートのクランクインを皮切りに、各国でのロケとスタジオセットでの撮影を敢行しました。ロシア沖のバレンツ海で消息を絶ったアメリカ軍の原子力潜水艦の行方を追う、攻撃型潜水艦・ハンターキラーの活躍を描いています。

ハンターキラー 潜航せよ キャスト・スタッフ

ハンターキラー 潜航せよ あらすじ

北極圏のバレンツ海でミッション遂行中のアメリカ海軍原子力潜水艦、タンパベイが突如として行方不明となりました。現地での緊急事態をいち早く察知したペンタゴンは、最新の軍事技術を結集して開発したハンターキラーへ出動を要請します。艦内に乗り込んで指揮を執るのは、潜水艦アーカンソーの艦長として絶大な信頼を置かれているジョー・グラスです。バレンツ海の近海にはロシア船籍の漁船が多数運行中で、民間人や一般の船を巻き添えにすれば国際社会からの避難は免れません。更にはロシア海軍の原子力潜水艦と軍事的な衝突を起こしてしまった場合には、第3次世界大戦勃発の可能性もあります。成功確率0パーセントと言われるほどの難易度の高いミッションへと、恐れを知らないジョーは部下と共に立ち向かっていくのでした。

ハンターキラー 潜航せよ 評価

各映画レビューサイトから「ハンターキラー 潜航せよ 」の評価を集めました。

ハンターキラー 潜航せよ 見どころ

実力派俳優同士のぶつかり合いと名優との別れ

屈強な海の男であり大切な部下の生命を預かる、主人公のジョー・グラスをジェラルド・バトラーが演じています。海軍の中でもエリート士官ではなく、現場で場数を踏んできたジョーの叩き上げのイメージにはぴったりな役者さんですね。時には暴走気味に突き進んでいくジョーのブレーキ役として、総合参謀本部から沈着冷静に指示を出すのがチャールズ・ドネガンです。ドネガン役のゲイリー・オールドマンはウィンストン・チャーチルに扮して主演男優賞に輝いたばかりで、今作でも存在感を放っていました。ロシアの大型潜水艦・コーニックの艦長でありながらジョーと奇妙な絆で結ばれていく、セルゲイ・アンドロポフ役はミカエル・ニクヴィストです。「ミレニアム」シリーズのミカエル役での名演が忘れ難く、本作が遺作となってしまったのが残念でなりません。

静寂に包まれた中での生死を賭けたバトル

地上からの光が全く途絶えた水深1万メートルの深海の中で、正体不明の敵軍と繰り広げていくバトルが迫力満点です。姿かたちのない敵からの完全自動追尾型ミサイルによる猛攻ばかりではなく、あちこちに仕掛けられた魚雷にも注意しなければなりません。ジョーを筆頭にした大勢の乗組員全員が息を殺している中で、ソナー音だけが絶え間なく鳴り響いていて不気味でした。潜水艦の住居スペースからコックピット内部までを、実際に米国海軍の協力を再現しているだけにリアリティー抜群です。任務遂行を第1に優先する地上の指令部と、部下はもちろんロシア側の海兵も出来る限り救いたいともがくジョーとの温度差が浮かび上がっていきます。軍法会議に掛けられることを恐れずに毅然とした行動を取るジョーに、多くの部下たちがついていくのは当然ですね。

海の上でもドラマあり

アメリカ海軍の精鋭部隊「ネイビー・シールズ」と、潜水艦の乗組員とがタッグを組むというあり得ない展開が待っています。ロシア国内で起きたクーデターの余波が、海を越えてアメリカ国防総省まで届いていく設定も緊迫感がありました。身柄を拘束されたなったロシア大統領を、アメリカの原子力潜水艦が救出に行くという奇想天外なストーリーです。武骨で昔かたぎな特集部隊に所属する隊員たち、保身に走ってばかりな政治家連中、極悪非道なテロリストの一味。それぞれのバックグラウンドを深く掘り下げていきながら、スピーディーな視点を移し変えてドラマが映し出されていきます。世界滅亡の運命がたった1隻の潜水艦と、その中で舵を取る艦長の腕前にかかっているので引き込まれていくはすです。

ハンターキラー 潜航せよ 感想・レビュー

海に沈んだ真実

何者かによって撃沈されたロシアの原子力潜水艦が、暗く寒々としたバレンツ海の底に無惨にも横たわっています。真っ先に救助のためにたどり着いたのが、ロシア艦隊ではなくアメリカのハンターキラーだというのが何とも皮肉です。主人公ジョー・グラスによって辛くも助け出されたアンドロポフ艦長が、しぶしぶながらもアメリカの潜水艦に保護されるシーンも印象的でした。双方の食い違った証言を繋ぎ合わせていくうちに、潜水艦撃墜事件の予想外の全貌が明らかになっていきます。不信感を露にしながらも、艦長としてはお互いに敬意を払い合うジョーとアンドロポフのふたりが潔いです。

ふたりが組めば怖いものなし

海底での淡々としたストーリー展開とは対照的に、地上ではロシアの国防大臣がクーデターを決行中で大統領の側近たちが次から次へと抹殺されていく過激な描写です。アメリカとロシアというふたつの超大国をけしかけて、潰し合いをさせるという計画が大胆不敵でした。真の敵がアメリカでもなくロシアでもないと知って、ようやくジョーとアンドロポフのわだかまりも溶けていきます。ジョーはこれまでに幾多の困難を切り抜けて身に付けた操縦テクニックを活かして、ロシアの海を知り尽くしたアンドロポフはロシアその知識を活かして。それぞれの立場や所属先の違いを乗り越えて、大統領救出という大いなる目標へと突き進んでいく2人が勇ましいです。

職務を全うするか義理を重んじるか

全ての黒幕であり恐るべき陰謀の立役者、ドゥロフとの直接対決によって物語はクライマックスへと近づいていきます。ペンタゴンからはロシア船への攻撃命令が発動されるものの、ロシア船員やアンドロポフと共に戦ってきたジョーは非情に成りきれません。悩み抜いた末にジョーが下した英断には、いま現在でも世界各地で続いている戦争を対立を解決するためのヒントが込められていました。ハンターキラーを立ち去って母国へと帰っていくアンドロポフ船長へ、ジョーが送った別れのメッセージも心に残ります。

ハンターキラー 潜航せよ SNSでの評判は？

Twitterから「ハンターキラー 潜航せよ」の評判をまとめました。

【まとめ】ハンターキラー 潜航せよの動画を無料で見るなら

古くはソビエト連邦時代の名匠、セルゲイ・エイゼンシュタイン監督によって1925年に作られたサイレント映画「戦艦ポチョムキン」。太平洋戦争中のアメリカ艦隊と日本軍との闘いをテーマにした、1958年にロバート・ワイズ監督によって製作された「深く静かに潜航せよ」。チェチェン紛争のほろ苦い記憶が根底に流れている、1995年のトニー・スコット監督作「クリムゾン・タイト」。潜水艦映画は撮影方法やグラフィックの進歩ばかりてはなく、その時代の国際色や背景も反映されていて面白いです。この映画では最先端の映像技術を取り入れながらも、昔ながらの人間ドラマも描かれているのが魅力的でした。海戦ゲームや軍人将棋に代表されるようなテーブルゲームがお好きな皆さんは、是非ともこの1本をご覧になって下さい。