ドント・ブリーズ フル動画無料視聴方法

ドント・ブリーズの動画配信情報

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ドント・ブリーズ 予告動画

ドント・ブリーズ 作品情報

本作は2016年公開のホラー要素のあるスリラー映画です。製作はアメリカ合衆国、監督はフェデ・アルバレス。盲目の老人をスティーヴン・ラング。強盗に入る不良少女ロッキーをジェーン・レヴィが演じています。タイトルの意味は、「息をするな」です。妹と街を出るための資金調達として強盗をすることにしたロッキー。仲間２人と忍び込んだ家に住む只者ではない老人を前に、無事脱出することが出来るのか。息を殺して行われる脱出劇が繰り広げられ、まさに目が離せない作品となっております。

ドント・ブリーズ キャスト・スタッフ

ドント・ブリーズ あらすじ

恵まれない家庭環境で育つロッキーは、妹と街を出る約束をしています。しかし、金銭的余裕もなく街を出ることが叶わないロッキーに、彼氏であるマネーが強盗を持ちかけられます。目の見えないの男が大金を持っている。そうけしかけられ、盲目の老人が１人で住んでいる地下室の金庫を狙って、マネーと、友人アレックスの3人で強盗を決意したロッキー。しかし、忍び込んだその屋敷に住む１人の男とは、恐ろしいほど聴覚に優れた元軍人でした。躊躇なく人を痛めつける恐ろしさを目の当たりにしたロッキーは、お金を奪うより何より、閉じ込められた屋敷からの脱出を試みることになるのです。

ドント・ブリーズ 評価

各映画レビューサイトから「ドント・ブリーズ 」の評価を集めました。

ドント・ブリーズ 見どころ

「怖いのは誰」

強盗は犯罪です。ロッキーは両親からの愛情に恵まれず、貧しい家庭で育ち、妹と共に街を抜け出したいと願う不良少女です。 まだ若い彼女が家を出るのに十分なお金があるわけでもなく、彼女は彼氏に誘われるがまま強盗することを決めてしまいます。 街を出たいのは分かるのですが、そのために盲目の男性の家に強盗するという行為は褒められたものではありません。ここで彼女たちに対する応援のような気持ちはゼロです。 しかし、盲目 の老人は私たちが同情や憐関を覚えるようなタイプではないです。不自由なおじ様かと思いきや、 人を殺すのも厭わないような恐ろしい感性の老人だったのです。 ここで、老人に対する応援もゼロになります。何なら、彼女たちの無事の脱出を願うほどに物語は展開します。どちらも悪人のせいで、2点、 3点する物語の中、結局怖いのは誰なのか、決定的な悪はどちらで、 どちらの勝利となるのか。采配が難しい分、結末を予測するのが難しく、 面白いです。

「盲目の老人の皮をかぶった悪魔」

盲目だが、強くて強盗たちをギャフンと言わせる老人。映画を観るまではそう信じていました。あくどい泥棒たちを、なめてかかられた老人がやっつける。老人側からすれば勧善懲悪のお話なのではないだろうか。 そう思っていたのですが、 この老人がかなりヤバい男でした。だって、人を殺してしまうのです。 泥棒に入ってきた犯人が悪いのは前提として、それでも躊躇なく人を殺します。 まるでネズミをしとめるかのような勢いです。 盲目であれど、ずば抜けた聴覚を持ち、老人とは思えぬ力と体力で強盗たちを翻弄し、追い詰めます。老人というより本当に頭のイカれたジジイです。すごく怖いです。得体が知れなくて、 だんだん分かっていくうちに、普通ではない、気のおかしな、気持ちの悪い老人になり果てていくのです。勝てない、そう思わせる力のある盲目の老人が、この映画を一層盛り上げてくれます。

「絶体絶命」

人を殺すのも、人にケガをさせるのも厭わない老人の屋敷に閉じ込められてしまうロッキーたち。外に出たい、けれど動いてしまえば、音が響く。そうしたら、あの老人に居場所を突き止められてしまう。それならばどうやってこの人気のない古びた屋敷から脱出することができるのか。しかも、あの老人にはこれまた怖そうな犬がいるだなんて！もう、ハラハラして、スリリングで、ビクビクしながら観ることのできる絶品ホラー作品です。設定も老人も最高に怖くて気持ち悪くて、ホラーの舞台要素としては満点ではないでしょうか。お金を盗むはずが絶体絶命、外と連絡を取ることも憚れる設定に、ゾクゾクとした悪寒が止まりません。痛い目を見るとはこのことだな、という展開も山盛りです。

ドント・ブリーズ 感想・レビュー

「怖いものを観た」

真っ先に頭に浮かんだ感想は、「怖いものを観てしまった」です。お化けだとか、怪奇現象ではなく、頭のおかしな人間により生まれる怖さをしみじみ感じる作品です。荒廃した街が怖いし、老人の愛犬が怖い。 簡単に強盗を企てる彼氏も怖いし、ロッキーのために強盗を手伝う友人の感覚も怖い。強盗にやってきた3人をぶっ潰す気満々の老人はもちろん怖い。みんな、思考回路が怖すぎて、「人間、怖い」と人間不信に陥りそうでした。鳥肌が立ち、「うわああ」と叫んでしまいます。 後半からの展開は、違う意味で怖かったです。なぜ私は強盗をしようとした少女を血迷って応援しているのか、と考えたとき、他の登場人物もみんな怖いからだと確信しました。本当に、 怖いものを観たな、 と思える作品です。誰か応援できるような健気な人物を出してくれよ！とも思ってしまいます。

「はやくここから出よう！」

老人と、老人の屋敷と、老人の愛犬が怖すぎるゆえ、「はやくここから出よう!」と主人公であるロッキーに懇願したくなります。ロッキーも屋敷から脱出したいのだと分かってはいるのですが、そして、 簡単に脱出できないことも分かってはいるのですが、「はやくここから出てください！」とお願いしたくなります。けれど、音を立ててはいけないってなかなか難しいです。老人がすさまじい聴力の持ち主のため、歩いて移動するだとか、仲間に合図を送る声だとか、そういうの全部禁止事項になってしまいます。「それなんて無理なお話？」と首をかしげたくなります。どうやってここから抜け出すというのか、 ゲーム感覚にも似た楽しみ方も出来ましたが、とりあえず、「はやくここから出よう！」と叫びたくなりました。

「息を殺していた」

私、ちゃんと息を殺して観ていました。本作のタイトルである通り、映画の中では息を殺さなければ、イカれた老人に見つかってしまうのです。それは映画の中の話なのですが、私も観ている最中、気づいたら口に手を当て、息を殺して観てしまいました。それほど緊迫感と緊張感があります。なにせ、この老人が怖すぎるので、画面越しのくせに、捕まりたくないという思いに駆られていました。こんなにもタイトル通りの映画、なかなかないです。出てくる人みんな悪人なので、登場人物の感情に寄り添ったり共感することはないのですが、恐怖の伝染だけは凄まじいものがありました。ホラーでスリラーな映画なのに、静かに観ることのできた新しい作品です。

ドント・ブリーズ SNSでの評判は？

Twitterから「ドント・ブリーズ」の評判をまとめました。

【まとめ】ドント・ブリーズの動画を無料で見るなら

スッキリするわけでもなく、スカッとするわけでもない。恐ろしくて、怖くて、おどろおどろしい、救いのなさこそがホラーやスリラーの醍醐味だと私は思っています。本作は家族愛だとか、友情だとか、そういったお涙頂戴話はほとんどありません。 登場人物も悪人ばかりで、救いようがありません。あるのは、老人と強盗たちの対立、そこからはじまる恐怖のみです。 ですから、 無駄がなくていいです。 怖さだけを突き詰めた作品といっても過言ではないです。 お化けが観たいわけじゃない、怪奇現象を体験したいわけでもない、ただ、手に汗握るハラハラ感を味わいたい。人間の、いや、盲目の老人による恐怖だけを味わいたい。それを叶えてくれる、ある意味新鮮な、出口だけを求める映画です。ぜひ、息を殺しながら、そのスリルを楽しんで観てください。