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キャビン 9tsu、パンドラ、Dailymotionで視聴するのは？

キャビン 予告動画

キャビン 作品情報

『キャビン』は2012年に製作された、アメリカの異色ホラー映画作品です。本作は山小屋に遊びに行った男女が、酷い目に遭うホラー作品と言えるでしょう。しかしどの様に酷い目に遭うか？が他のホラー作品と随分異なっているため、大変個性的な作品であると言われてます。監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のドリュー・ゴダード、出演はクリス・ヘムズワースやクリステン・コノリーです。ここでは斬新なホラー映画『キャビン』の、あらすじやみどころをご紹介します。

キャビン キャスト・スタッフ

キャビン あらすじ

怪しい研究室の人々がある国では成功したとか、失敗したという話をしています。その頃5人の若者たちは、カートのいとこの別荘で週末を過ごすことになりました。メンバーはカート、ディナ、ジュールズ、マーティ、ホールデンの5人です。5人はいざ到着した山小屋が、思いの外古めかしいことに一瞬黙りますが、すぐさまこの状況を楽しみ始めます。ここへ来る途中ガソリンスタンドの初老の男からは、「あの場所へは行かない方が良い」とほのめかされますが、若者らはそれをさほど気にしていなかったのです。しばらく経って皆はこの小屋に、地下室があることを知りました。ディナを筆頭にそこへ降りてみると、薄汚れた地下室には怪しくて不気味なものがたくさん散りばめられています。ディナはそこで見つけた日記を何気に読み上げますが、その内容は気味の悪いものでした。またこの小屋にはマジックミラーが仕掛けてあるなど、何かと不自然なところが目立ちます・・。

キャビン 評価

各映画レビューサイトから「キャビン 」の評価を集めました。

キャビン 見どころ

霊やゾンビ、化け物よりも不気味なものとは？

本作品は覗き見される不気味さが、描かれた作品と言っても良いでしょう。冒頭から、クリーンで時代の最先端とも言える研究施設が映し出されます。ここの白衣を着た人々は一体何をしているのか？それはこの映画を見進めていくと、次第に分かってくるのです。一方若者たちは、携帯のGPSでも探索できないぐらいのド田舎に行きます。しかし一見古びた山小屋にも実はさまざまな仕掛けがしてあり、それを研究施設の大勢の大人が大画面のモニターから覗き見をしているのでした。そんなことも知らず若者たちは湖で泳いだり、異性といちゃついたりしてその場を楽しみます。そして遂にディナが禁断の日記を読んでしまうことで、ゾンビが現れるのでした。

他のホラー映画へのオマージュシーンが満載

この映画にはたくさんのホラー映画の、よくあるパターンがたびたび登場します。そのような意味では、メタホラー映画の傑作作品とも言えるでしょう。途中形態のエイリアンや『IT』のペニーワイズ似ピエロ、吸血鬼、ゾンビ、狼男などホラー映画ファンなら馴染みのあるモンスターらが、出し惜しみされることなく登場するところも本作品の魅力です。いくつ言い当てる事ができるか、試してみてはいかがでしょうか。次々と現れるキャラクターを追っていく内に、時間はあっと言う間に過ぎていきます。元ネタとしては『死霊のはらわた』を筆頭に『悪魔のいけにえ』、『死霊のしたたり』、『キャリー』、『シャイニング』など作品名を挙げていけば、きりがない程です。

コメディ作品としても味わえる

『キャビン』には化け物がたくさん登場するので、ハローウィンのパーティーイベントなどの時に、大勢で楽しむのにも適していると言えます。ホラー好きには堪らないこだわりのゴーストらが全員集合する上、派手な映像表現がなされているため鑑賞中も高揚感が味わえる事でしょう。またコメディタッチな部分がありながらも、決して安っぽくなっていないのがこの作品の魅力です。但しグロやスプラッター描写が甚だしいため、ホラー映画が基本的に苦手な方にはあまりおすすめ出来ません。心底怖い作品ですが、同時にクスリと笑えるシーンもあるので、ホラーコメディを探している方にもおすすめです。

キャビン 感想・レビュー

定番ホラーのスタイルかと思わせておいて実は違う！

おそらくこんな映画だろうと思っていたら、途中から全く異なったスタイルの話が展開していくので斬新でした。この映画の冒頭から山小屋に到着するまでは、有名なスプラッター映画『死霊のはらわた』と酷似しています。しかし本作品は山小屋以外にも、舞台がもう1つ用意されていました。山小屋に集まった男女は調子に乗りはしゃいだり、酒を飲んだりします。通常ホラー映画では、このようなうわついた若者が1人ずつ殺されていくと言う展開が待ち受けていますが、本作品は少し違います。実は不届きな若者以上に、不届きな大人がたくさんいるという発想に驚かされました。物語終盤ではこのような大人たちがてんやわんやするという展開で、笑えると同時に痛快さを感じさせられました。

2つの視点から描かれる、近代的なホラー作品

薄汚い山小屋とブルーの照明で照らされた研究施設という映像的にもかなりギャップのある舞台が、交差して描かれるところに新しさを感じました。逆にここの研究施設の大人たちは相当に不真面目で、その晩山小屋に現れる化け物の種類を当てる賭けをして、笑ったりしているのです。劇中では山小屋にゾンビが現れましたが、ホワイトボードの候補には、数多くのモンスターの名前が書かれており、細部にもこだわりが感じられました。

色々な意味で意外性のある作品

真っ先に殺されそうな人物が案外死なないなど、あらゆる意味で意外性のあるホラー作品だと思いました。例えば冒頭から絶えず大麻を楽しんでいる若者は、すぐに死ぬ人物なのだろうと見込んでいましたが、案外そうでもありませんでした。それ以外では、かつてこれまでにないぐらいのモンスターの数に唖然とさせられたり、無機質なエレベーターの描写にわくわくされたり、何かと刺激的な作品であったと思います。また物語の終盤には、ラスボス的な役割として、『エイリアン』で有名なシガニー・ウィーバーが館長として登場します。これも、映画ファンが喜ぶキャスティングと言えるでしょう。また公開時期がこの映画より1年ほど早い『宇宙人ポール』のラスボスも、シガニー・ウィーバーが演じていますが、オマージュなのかたまたまそうなったのかは、よく分からないなと思いました。

薬のせいで本来の自分を見失う若者

物語の序盤では通常のホラー作品に出て来る若者よりも、少しインテリな学生たちが描かれています。しかし彼らは研究施設の人々の操作により、愚かな若者へとなり下がっていくような感じがしました。このように登場人物の人格が冒頭の出掛ける前のシーンと、山小屋に到着してからで変わってしまっているところが恐ろしいなと思います。例えば金髪娘のジュールは、セクシーでふしだらなキャラクターですが、出掛ける前はそうでもなかったのです。これは研究施設が仕掛けた妙なホルモン薬によって、皆本来の自分とは違う人格に変えられているのだと解釈出来ます。またこの中でマリファナをやり続けていた若者だけが、薬が効かず我を見失わなかったのも興味深いことです。

キャビン SNSでの評判は？

Twitterから「キャビン」の評判をまとめました。

【まとめ】キャビンの動画を無料で見るなら

以上『キャビン』の、あらすじやイチオシのポイントをご紹介しました。本作品はB級ホラー映画にありがちな地下室や湖、山小屋などが全て出揃うホラー作品と言っても過言ではありません。よって、このような作品を普段からたくさん鑑賞しているような方には、特におすすめです。また逆にそうでない方も、ホラー映画の入り口として、鑑賞してみると新しい発見があることでしょう。機会があれば、ぜひご鑑賞ください。