言の葉の庭 フル動画無料視聴方法

言の葉の庭の動画配信情報

言の葉の庭の動画配信状況一覧表

「U-NEXT」と「TSUTAYA TV/DISCAS」は、初回登録時の特典として1ポイント=1円として利用できるポイントがもらえます。

ほとんどの新作は400～600ポイントほどでレンタルすることができるので、「U-NEXT」と「TSUTAYA TV/DISCAS」に関しては、観たい作品がレンタルであってもポイントを利用して無料で視聴することができます。

言の葉の庭を配信中の動画配信サービスの詳細

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言の葉の庭 9tsu、パンドラ、Dailymotionで視聴するのは？

言の葉の庭 予告動画

言の葉の庭 作品情報

監督、脚本は「君の名は」で有名な新海誠さんの作品です。『星を追う子ども』から二年振りの作品となりました。背景やテーマは「雨」で、映画中のシーンは主に雨の中で、雨粒や雨粒が池に落ちて波紋を広げるシーン、雨の中主人公が濡れた床を歩くシーンなどはかなりの映像美です。「雨は3人目のキャラクターといっていい」と新海は語るほど重要なポジションにあると言います。新海誠監督の初めての「恋」の物語であり、2017年に『君の名は。』のヒットによりテレビ朝日で地上波初放送されました。本作品はカナダ・モントリオールで開かれたファンタジア映画祭から今敏賞を、また第18回アニメーション神戸賞にて作品賞を受賞しました。

言の葉の庭 キャスト・スタッフ

言の葉の庭 評価

各映画レビューサイトから「言の葉の庭 」の評価を集めました。

言の葉の庭 見どころ

どのシーンも素晴らしいですが、まずは映像美です。特に雨が降っている情景には目を奪われるんじゃないだろうかと思います。静かにサァサァと降る雨から、土砂降りの雨、晴れ間が見える中での雨などさまざまなシーンがあります。また、その他には孝雄が料理を作るシーンも素敵です。冷やし中華の材料を切るシーンは野菜の側面が綺麗に映されていますし、オムライスはふわふわつるつるしているのが分かりとても美味しそうです。また庭園のベンチでのシーンも魅力的です。雨が降る中の孝雄と雪野が静かに作業をしている姿や、晴れた日のベンチ周辺に他人が映るシーンは対照的で素敵です。その他雪野が食べているチョコレートや缶ビールの描写も非常に繊細で丁寧に描かれています。また、黒板にチョークで文字を書くシーンや、孝雄が靴のデザインを描いているシーンや靴を作っているシーンなども丁寧で素敵です。 　また、孝雄が雪野に少し好意を持っているように思われるシーンの一つに、孝雄が雪野に「女性用の靴を作っている」と言って雪野の足のサイズを測るシーンも魅力的です。雪野の滑らかな肌や、孝雄が遠慮がちにゆっくりと手を伸ばして測るシーンは少しエロティシズムが入っているような気がします。

言の葉の庭 感想・レビュー

主人公の秋月孝雄は高校1年生の15歳、靴職人を目指す少年です。孝雄は雨の日の朝は学校をさぼり、新宿御苑の座るスペースにて靴のスケッチをしていました。梅雨が始まったある日、そこでチョコレートをつまみにビールを飲む美しい女性、雪野と出会います。どこかで会ったかと聞くと、雪野は万葉集を呟いてその場を去ります。こうして雨の午前中のみの二人のやりとりが始まります。孝雄は友人や先生にサボりや成績を指摘されながら、自分が靴職人を目指しているという夢を初めて言います。雪野はそんな孝雄を応援し、会うたび孝雄の手作りの昼食をふるまうお礼に本を渡します。しかし梅雨が明け、「雨の降る午前中のみ庭園に来る」と決めた孝雄は庭園に行く理由を探せず、二人は出会わなくなります。その間も孝雄は靴職人を目指し、兄が彼女と住むため実家を出ると言ったせいで拗ね「彼氏の家に行く」と言って出ていった母の代わりにご飯を作り、バイトに明け暮れます。二人が会わなくなった二学期の夏のある日、孝雄はふいに学校内で雪野とすれ違う。そして雪野の元へ駆け寄る生徒や、友人からの話により、会社勤めか何かだと思っていた雪野が実は古典の教師だったことを知ります。更に雪野が職場、つまり学校に行かなくなった理由などを知った孝雄が取った行動や、教師だと知った雪野と生徒の孝雄の関係に変化が生まれます。 雨の降る間だけの二人の関係が不思議で、徐々に映像美とストーリーに吸い込まれる作品です。新海誠監督の作品はその映像美で有名ですが、今作はそれが際立っていると思われます。雨と、風に揺られる新緑の紅葉や、雪野の生活感溢れる部屋の描写、孝雄が冷やし中華を作る際のカメラアングル。たった数秒のシーンにどれほど時間をかけたか分からない精密な絵が非常に魅力的な作品です。 また、これは映画の中盤に分かる事ではありますが、雪野が昼間からビールを飲んでチョコレートを食べている理由としては、学校でとある男子生徒に告白され断ったことで女子生徒から逆恨みを受けたからというのと、その心的ストレスにより味覚障害になり、ビールとチョコレート以外の味が分からなくなったからというのがあり、これも興味深かったです。更に庭園のベンチにて制服姿の孝雄が「どこかで会いませんでしたか？」と聞いた理由としては、担当が違えど同じ学校の生徒と教師の関係だったからですが、雪野が咄嗟に「いいえ」と答えた理由が「雪野は美人故そういったセリフでナンパされることが多かったから」というのが面白かったです。小説版に書かれていましたが、雪野は美人だからこそ女性からの妬みを買うこともあったといいます。立ち去る際に「鳴神の　少し響みて　さし曇り　雨も降らぬか　君を届めむ」という万葉集の短歌は「雨が降ったら、あなたはここに居てくれるだろうか」という意味です。 全ての事情を知った孝雄は、告白を断った雪野に逆恨みしてクラス全体で雪野をいじめた女性生徒を叩きます。それの返り討ちに遭いますが、のちに雨の降る庭園で雪野と会い、「雷神の　少し響みて　降らずとも　我は届らむ　妹し留めば」(意味は「雨なんて降らなくてもここにいるよ」です)と答えたことで、雪野は孝雄が自分と教師と生徒の関係にあることを悟ります。互いの立場を知って戸惑う二人に土砂降りの雨が降り、二人で雪野のマンションに向かうまでのテンポの良さが良かったです。 雪野は土砂降りで濡れた服を乾かし、その間孝雄は二人分のオムライスを作ります。ここからは台詞が一切無く、優しいメロディーによって「暖かで幸福な時間」がゆったりと流れていることを示しているようでした。オムライスをほおばりながら笑顔で話す二人はもう付き合っているかのようで、二人とも「生きている中で、今が一番、幸福かもしれない」と心の中で呟いています。 そんな中、孝雄は意を決して雪野に自分の好意を伝えます。するとしばらく黙ってから、「雪野さん…じゃなくて、雪野先生、でしょ？」と和らげに断ります。ここの沈黙には二人の感情の交錯が数多くあるようでドキドキしました。雪野は「先生は、四国の実家に帰るの」と伝えます。黙って聞いていた孝雄だったが、もう帰るといい濡れたままの服で家を出ます。暫くじっとしていた雪野でしたが、その後はだしのまま家を出、大急ぎで孝雄を追いかけるシーンはカメラワークが素晴らしいです。躍動感溢れる雪野の走りとそれに伴う明るいBGMは、まるで雪野の意思が固まったかのように思えます。階段で景色を眺めていた孝雄は雪野が追いかけて来たことに気付き、「あなたは最初から嫌な人だった」と言い、今まで雪野が自分が教師であることを隠していたことなどの不満をぶつけます。ですがその時の孝雄の表情と口調はとても苦し気で、雪野を責めているのか自分にいら立っているのか、もしくは両方か分からない言い方なのが印象的です。一方雪野も泣きながら自分が学校に行けなかった理由と、その頃に孝雄に出会って救われたことを叫んだ。そこからマンションから夕焼けに移るカメラワークとエンディング曲の流れが自然で素晴らしかった。

言の葉の庭 SNSでの評判は？

Twitterから「言の葉の庭」の評判をまとめました。

【まとめ】言の葉の庭の動画を無料で見るなら

言の葉の庭は、どちらかというとストーリーよりも映像美が印象に残る作品となっています。素敵な映像を、綺麗なアニメーションを観てみたいという方には非常におすすめできる作品となっています。単調ながら繊細なストーリーの流れで少し癒されると思います。